何度もミスを繰り返す人・・・どうしたらいいの?

自分らしいキャリア×幸せな人間関係

両方かなえたいビジネスパーソン専門

カウンセラーの常光(じょうこう)です。

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今日はメルマガ読者さまからのご質問に

お答えします。

 

---------------☆
仕事を教えてもミスが多く、

指摘しても落ち込まずに前向きなのは

良いけれど、何回教えてもミスだらけ。

 

おまけに本人は前向きで、

いろんな仕事をしたがっている。。

 

こんな人にどういう言い方をしたら

ミスがなくなるのでしょうか。

 

結構こういう人は

何社か関与していると

2,3人はいらっしゃって、

 

私もチェックリスト作って一緒に

間違えるポイントを見つけてみては?

などとアドバイスするものの、

なかなかよくならないようなんです。

 

こういう人の心理状態って

どんな感じなのかな~、って不思議に

思いましてメールさせて頂いた次第です。

 

お時間あるときに、ご意見聞かせて

頂けたら嬉しいです。

         (Kさまより)

---------------☆


士業の先生からのご質問です。

関与先企業さんのためにと

ご質問いただきました。

 

同じことでお困りの方、

多いんじゃないかな~と思います。

 

ご自身が、

「最近どうもうっかりミスが

多い気がするー。なんでだろー?」と

 

お悩みの方もいらっしゃるかも

しれませんね。

 

ずばり結論から言うと、

これは気持ちの問題ではなくて、

脳の使い方の問題だと思います。

 

目の前のことに集中できない、

何となく頭が冴えない、

 

記憶力、思考力がなくなったり、

できる日とできない日の差があって

安定しない気がする・・・

 

実はそんなふうに悩んでいる現代人は

とても多いと言われています。

 

何故かというと、

脳は基本的には怠け者で、

楽をしたがるようにできています。

 

毎日同じ環境で、同じ生活をして、

限られた人とだけ会って会話する・・・

 

そんな生活を続けていては

脳はあっという間にサボってしまい、

うまく機能を発揮できない状態に

なってしまうのです。

 

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現代人は、とても忙しく

日々過ごしているように見えて、

実は単調な生活になっている方も

多いものです。

 

毎日同じ職場に行き、

専門化されたり、

細分化された同じ仕事をして、

限られた人とだけ会話をし、

 

想像もできないような

行ったことのないところに行ったり、

新たなチャレンジをする時間もなく、

少しSNSを見るくらいで、疲れて寝て、

また同じ一日の繰り返し・・・。

 

そんな生活を送っている方も

多いのではないでしょうか。

 

私自身も、油断するとついつい

そういう生活になってしまうので、

気を付けなければー!と

日々思っているところです。

 

毎日忙しく働いていれば

脳が活性化するかというと

そうでもなくて、

 

むしろ、忙しく働く方ほど、

毎日仕事ばかりで、

実はとても単調な生活に

なってしまっていることも多いもの。

 

仕事自体は専門的だったり、

難しい内容でも、

 

それだけでは脳の一部の機能しか

使っていないため、

脳の働きがアンバランスになったり、

安定しない状態になってしまっている

ことがあります。

 

そのままの脳の状態でいくら

「ミスを減らそう!」と注意しても

ほとんど効果はありません。

 

「ミスをしないよう集中!」などと、

短期的にミスだけにフォーカスすると、

ますます単調な生活になってしまって、

逆効果になることも多いのです。

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脳の機能を引き出す生活習慣や

環境を整えて、中長期的に

脳機能を高めていくことが不可欠です。

 

具体的には、

例えば次のようなことですね。

 

・生活リズムを整えて臓器としての
 脳の働き、リズムを安定させる

 

・出社ギリギリの時間に起きるのではなく、
 脳のウォーミングアップをさせてから
 仕事に入る習慣を作る

 

・ダラダラと時間をかけて
 仕事をするのではなく、
 締め切りを作って脳が効果的に
 働くようにする

 

・単調な生活ではなく、活動を多面的にし、
 さまざまな人と交流するなど
 変化に対応している状態を作る

など、など。

 

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より詳しく知りたい方は、

こちらの本が参考になると思います。

 

『脳が冴える15の習慣』
築山節 著 (生活人新書)

amzn.to

 

とてもいい本ですよ♪

 

 

あと、最近はやりの瞑想も、

脳機能を高めるのにオススメです!

 

『世界のエリートがやっている

最高の休息法』 久賀谷亮 著

ダイヤモンド社

amzn.to

 

こちらの本もいいですよ♪

 

忙しい現代人ほど、

実は脳の一部の機能しか使わない

単調な生活になっていて、

 

脳がうまく働かない状態に

なっていることも多いものです。

 

ちょっとした生活習慣によって、

本当の力が発揮できないなんて

とってももったいないですね!

 

もしかして、自分も・・・?と

気になる方は是非、

ご相談に来ていただけたらと思います。

 

さて、次に、ご自分ではなくて、

部下や後輩や同僚がこんなふうに

ミスだらけ…の時に、

 

どう関わっていったらいいのか、

書いていきたいと思います。

 

結論から言うと、

ミスをなくす、減らすのは

上司や同僚、先輩の仕事ではなくて、

本人の仕事です。

 

本人にしっかり考えていただくことが

重要です。

 

当たり前のことと感じるかも

しれませんが、

 

意外にそこができていない

ケースが多いんですよね。

 

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相談室にも、今回のご質問と

同じように管理職の方から

 

「何度指導してもミスを繰り返す人を

どう指導したらいいか」という

ご相談が多くあります。

 

そんな時、私からは、

 

「そのミスを、ご本人は

どう受け止めていらっしゃいますか?」

 

とお聞きします。

 

それに対しては、

 

「『次から気を付けます』と

反省はしているようです。」

 

といった答えが返ってくることが

多いですね。

 

でも、それだけでは、ご本人がどう

受け止めているかはわかりません。

 

さらにつっこんで、私から、

 

「もちろん反省はされているでしょうが、

なぜそのミスが起きて、

これからどうしていったらミスが防げるか

ご本人は具体的に考えておられますか?」

 

とお伺いすると、

 

「あー。。。どうなんでしょう?

そこまでは聞けてませんねー。」とか

 

「『次はがんばります』と言うので、

それ以上追及するもの・・・と

思ったんですが、

聞いた方がいいんですか?」

 

といった答えが返ってくることが

多いです。

 

さらに、これまでの対応をお伺いすると、

上司や先輩が

 

「チェックリスト作ったから使って」

「これは大丈夫?できてる?」などと、

本人よりもミスを減らすことに一生懸命。

 

当の本人は「次はがんばります」と

言うだけで、

 

何をどこまで考えているのかわからない、

といった状況になっていることも。

 

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残念ながら、

これでは改善は難しいですね。

 

ですので、私からは、

 

・もちろん気を付けようと
 思っていることは分かっているが、
 ではなぜ今回ミスを繰り返したと思うか、
 自分で思い当たることは
 どんなことがあるか

 

・次からどこをどんなふうに
 気を付ければミスをしなくなると思うのか

 

・うまくできる時とミスをするときは
 何が違うと思うか

 

などを、突っ込んで聞いてもらうように

お伝えします。

 

そして、「分かりません」という答えが

返ってきたら、

 

「じゃあ、明日また時間とるから

それまでに考えてみて」とか、

 

「○日までに紙にまとめて来て」と伝えて、

期限を区切って考えてもらうように

していただきます。

 

なぜそうするかというと、

ミスをした罰とか、

責めて反省を促すためでは

もちろんありません。

 

自分で考える習慣を

身に付けていただくためです。

 

そして、脳を少しでも

働かせていただくためです。

 

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いきなり自分でミスした原因が

かるとか、対策が打てるとか、

正解を出すことが必要なのではなく、

自分で考える習慣を持つことことが

大切だからです。

 

「次は気を付けます」とか

「頑張ります」と言った

反省や気合を聞くためではありません。

 

客観的に物事を見て、把握する

トレーニングをしていただくためです。

 

ご本人がそこを誤解しそうだったら、

 

「責めているわけではなくて、

しっかり自分なりに考えてほしい、

少しでもできるようになってほしい、

そして自信を付けてほしい。

 

もちろん人間なので、

どうしても向いてない、

できないこともあると思うが、

その場合もただできなかったではなくて、

○○のことは自分には△△な理由で

向いていないみたいだ、と理解できれば

自信を失わなくていいし、次につながる。

 

だからこそ、しっかり自分で考えて

ほしい」などと、きちんと

言葉で伝えることも必要ですね。

 

ミスを繰り返す人は、

怒られることが当たり前になっていて

無意識に聞き流してしまっていることも

あります。

 

悪気はないのですが、

嵐が過ぎ去るのを待つ・・・

というスタンスで、

 

無意識にストレスから自分を

守ってしまうんですね。

 

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注意してもあっけらかんとして

前向きなように見えて、

 

実は批判に弱くて、

受け止めきれていない、

 

考えられていないから、

同じミスを繰り返す、

そしてまた自信を失い、

さらに受け止められなくなり、

 

「別の何かならうまくいくのでは?」と

別のことに挑戦したくなり、

それもうまくいかず、自信を失い・・・

 

そんなふうに悪循環に

なっていることもあります。

 

実は本人も苦しいし、

職場も能力を発揮してもらえないので

とってももったいない状況です。

 

そして、

怒って反省を促しておしまい、

というのは、

 

自分で考えなくていいから

実は本人の脳にとっては

ラクだったりします。

 

厳しく大声で叱責したり、

ミスするたびに怒られるよりも、

自分できちんと原因と対策を

考えてもらう方が、

心理的にはしんどい作業だと思います。

 

でも、意味のある作業だと思います。

 

こんなふうに、

自分で考えていただくことにより、

自分の脳がうまく働いていない状態だ

ということを認識できて、

 

昨日紹介した本を読んだり、

自分で脳を働かせる生活習慣を

見直すなどして、

 

それまでダメダメだったのに

グングン仕事ができるようになった方を

私は何人も知っています。

 

例えば、ある方は、

自分の脳を働かせる必要性に気がついて、

生活習慣全般を見直しました。

 

さらに、脳のトレーニングを兼ねて

趣味で将棋を始めました。

 

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最初はカウンセリングで

ちょっとした質問にも答えられずに

 

「あの・・・えと・・・

質問なんでしたっけ?」みたいな

 

やり取りもありましたが、

日を追うごとに受け答えがしっかりして

はた目にも脳がちゃんと働いてるなーと

分かるくらいの変化がありました。

 

ご本人は、

生活習慣全般を見直して

頭がすっきりしたのと、

 

「将棋を通じて、

目先のことだけではなく、

何手も先を読む、

将棋盤全体をふかんして見る、

相手の気持ちも読み取るなど、

 

ふだん使わない脳を活性化することが

できた気がする、

 

最初は将棋も全然できなかったけど、

段々自分の脳がすっきり働く感じがあって、

強くなっていったので楽しかった」と、

おっしゃっていました。

 

さらに、将棋を通じて

様々な年代の方と交流が持て、

初対面の人とも対戦する中で

コミュニケーション力も磨かれて、

そこでも脳が鍛えられたようです。

 

それから何年も経ちますが、

今では、職場で後輩に指導する役割も

になっておられるようです。

 

ご自分が仕事を覚えるのに苦労した分、

後輩に優しくて慕われているそうですよ。

 

こんなふうに、自分で気づいて、

自分の脳をメンテナンスしていけば、

 

人間はかなり伸びるのです。

 

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でも、それには自分で気づいて、

自分でやってみることが不可欠です。

 

周りの人がいくら頑張ったところで、

その人の脳を働かせることはできません。

 

マラソンのコーチが、

練習メニューや練習方法を

伝えることはできても、

 

本人が自分でトレーニングしない限り、

マラソンを完走することは

まず不可能ですね。

 

それと同じです。

 

周りの方ができることは、

本人にしっかり考えていただけるような

質問をしたり、

 

期限を区切って考えてきてもらったり、

考え方のヒントを与えること、

 

そして、その人の持っている力を

信じてあげることだと思います。

 

お世話好きでやさしい方ほど、

その優しさのあまり、

 

本来その人が考えるべき、

やるべき課題を

奪ってしまっていることもあります。

 

本人のためを思ってあえて

不親切にすることも

必要な場面がありますね。

 

Kさま、とても良いご質問を

ありがとうございました(*^_^*)

 

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【今日のつぶやき】

大事なのはミスしないことではなくて、

ミスから学ぶことですね。

 

脳も臓器ですから、

準備運動やメンテナンスが

不可欠です!

 

今日も読んでくださって

ありがとうございます(*^_^*)